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あっという間に12月!

こんにちは!chiy0_chiy0 (ちよちよ)です.

こちらのサイトを訪問してくださってありがとうございます!

このページでは洋裁初心者による日々の勉強記録をまとめていきます.


今日は「12月のソーイングプラン」のはなしです。


10月,11月とバタバタしているうちに,寒すぎる季節になってしまいました。


気づけば,前回のデニムコートを作ってから立て続けに仕事が入り,

本を眺めたり製図の勉強をしたり生地を買っているうちに。。。

本当にあっという間に師走。


12月って1年の終わりだから,「あれもしよう!これもしよう!」

なんて焦っているうちに大晦日がやってきますよね(笑)

私は毎年そんな感じです。


お正月の準備も始めなければ。。。(その前にクリスマスか…)と思いながらも,

頭の中は縫いたいものでいっぱいです。

今月のソーイングプランはこんな感じ♪


●ネル生地でワンピースやトップス

●フリース生地で部屋着用ワンピース

●ウール生地でコート(裏アリに挑戦)

●ゴブラン織りの生地でスカート


最近も,たまたま素敵な生地に出会ってしまいました♡

着々と生地はたまり,洋裁スペースは少しずつ狭くなっています。


それでも!


セール品をたくさん買って着ないで捨てたりしていたジャンクな時期よりも,

布を愛でて着たいものをあれこれ思案する今の方が,何倍も充実していて

楽しい日々だな~なんて思います。


本日の画像は去年縫ったジャンパースカート2点↓


1点目はヒョウ柄!


ヒョウ柄デビュー(2017)
ヒョウ柄デビュー(2017)

2点目は(ちょっとラメが入った)赤!


赤色ジャンパースカート(2017)
赤色ジャンパースカート(2017)

既成のパターンからアレンジして色々工夫した最初の2点です。


どちらの生地もナカムラさんで見つけたツイードで作りました。


着心地もなかなか良くて裏地もしっかりつけているので,

思い入れもかなり強めな作品2点です。


今年はもう少し着心地良いものをアレンジして作りたいと思っています。


服よりも布を買う用になって

「この生地の山,結局捨てることになったらどうしよう?」

と思った時期もありましたけど,布は買っておけば,すぐには使わなくてもいつかは洋服になるかもしれないし。シーツになったり,小物になったりするかもしれないし。いろんな可能性を秘めているので,布の在庫は散財ではなく夢貯金なのだ,と思うようになりました。


(無駄遣いしすぎでなければ・・・)

気に入ったものは迷わず買っておこうと思います。


我慢してストレス溜めるより布を買って幸せ貯金をしよう。


そんなこんなで楽しい計画を練っていた時に,

たまたま面白い論文を見つけました。


ここからはややこしい話なのでサッと読み飛ばしてください(笑)


***

小嶋外広・米井美弥子・宮沢正安(1972)『家庭洋裁に関する消費者の意識調査―新しい家庭洋裁の成長可能性の予測のために―』,繊維製品消費科学,13(9), 376-383.

※タイトルをクリックすると論文(J-STAGEのリンク)に飛びます。

概要に記載されていた結果は以下の通り(引用)です↓

(1) 洋裁教育を受けた人は多いが,全般にあまり洋裁は行われていない.

(2) 従来の洋裁コンセプトは,「経済的で,自己実現の喜びをもたらすが,技術が難しく,ファッション的ではなく,時間がかかり,めんどう臭いもの」である.特に学生と会社員は主婦にくらべ,「時間」と「技術」に対する不満が大きい.

(3)したがって新しい家庭洋裁は技術が簡単で時間がかからない工夫が必要である.

(4)そして新しい家庭洋裁はファッションと自己実現の喜びが満たされることが大切なポイントである.

***

今からはるか40年以上前に米国ではホームソーイングブームが起こっていたそうで,そのブームが「今後日本でも起こるかどうか?」という視点から市場調査を行ったようです。

調査が行われた当時は,「型紙をおこすこと」,「やろうとするまで」が面倒,

と感じている消費者も多かったとのこと。(今もそうかもしれない!!)

こういう研究があって,現代の「お洒落で簡単に作れる型紙」などのキーワードが生まれたのだろうな~と思うと,ファッションやホームソーイングの歴史にも俄然興味が出てきました。

そもそも「簡単」「時短」などがキーワードになる「直裁ち」の手法は,着物を洋服に簡単にリメイクする方法として,戦後,暮しの手帖などの雑誌で頻繁に特集されたのが始まりだそうです(←という情報は別の論文に書かれていました)。

簡単レシピで作って満足できると,よりフィット感のある自分に合った物が作りたくなり,原型からの製図にも興味が出てきて,洋裁熱が増していったのを思い出します。より深く知りたいという欲も出てきたのです。


・素敵なものを「着て」ウキウキすること

・美味しいものを「食べて」満足すること

・家の中で快適に「過ごして」安らぐこと


衣食住を満たすことは,幸せを感じるためのヒントなのだな~と

改めて思いました。


35歳になってから「人生」について考える時間が増えてきて,

何だかとても変な感じです。いや,暇なだけなのかもしれないけど(笑)

大人になってから「楽しい!」という体験が少なってきた中で,

ハプニング的に出会ったのが「洋裁」の面白さ!

これからもコツコツ勉強して,満足できるお洋服が作れるように,

頑張りながら楽しみたいと思いました。

気分が乗らない時は無理をせず,ソーイングプランを練る時間に充てます。

色々な忙しさも落ち着き,縫いたいモードが少しずつ復活してきました。

(引っ越しで冬服を整理しすぎて,急いで縫わないと着るものがないし!笑)


本日も最後までお読みくださりありがとうございました♡


洋裁楽しい!

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